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立花隆のブログ「立花隆ブログ」 [作家・プロデューサー]
立花 隆(たちばな たかし、本名:橘 隆志 1940年5月28日 - )は、日本のジャーナリスト・ノンフィクション作家・評論家。
幼少期より一貫して人の生と死の問題に関心を持ってきた。あるいは人間存在の本質に興味を抱き続けてきた。そのため、他人の目には一見すると結びつかないような多方面のことをテーマに考え、書いてきた。したがって、その仕事ぶりは行き当たりばったりで大きなグランドデザインはないようにも見える。これについて立花自身は次のように述懐している。「人生というのは、いつでも予期せぬことに満ち満ちている。計画など立てたところで、計画通りの人生など生きられるはずがないのである。もし自分の計画通りの人生を生きた人がいるとしたら、それはたぶん、つまらない人生を生きた人なのだ…(略)」(『生、死、神秘体験』)。
前述のように、立花の関心の中心には生と死の問題があると言えるかもしれない。臨死体験、脳死、異常性格者、超能力など、およそアカデミックではなかった分野にまで科学的な視点から切り込んでいくことも多く、したがって一部ではオカルト主義者との評価も生まれた。
猫好きで、東京都文京区小石川に「猫ビル」(巨大な猫の顔が壁に描かれている)の別名で呼ばれる地上三階地下一階建の事務所兼書庫を保有。数万冊にも上る蔵書を抱える。地下にはワインセラーを設置しており、無類のワイン好きである。猫ビルについては、妹尾河童が「ぼくはこんな本を読んできた」で図解で紹介している。
兄は元朝日新聞社監査役の橘弘道(たちばな ひろみち、1938年 - )。
文藝春秋社「週刊文春」の記者時代、プロ野球にだけは全く興味が無いため、その関係の仕事だけはさせないでほしいと宣言したにもかかわらず「あの野郎は生意気だ」ということで、見せしめにプロ野球の取材を1週間にもわたってさせられ、退社する決意を固めた。自分がやりたくもないことを上司の命令というだけでやらねばならない事実に我慢ができなかった。ちなみに、プロ野球には昔も現在も一切の関心はなく、「なぜあんなものに多くの人が夢中になれるのか全く理解できない」と自著に記している
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